親戚、会社の先輩、同僚、恩師、友人など、身近な人の不幸は突然起こるものです。
急な連絡が来てお通夜や葬儀(告別式)に出席することを決めたら用意すべきなのが香典。
亡くなった方との関係性にもよりますが、香典のためにすぐに数万円用意する必要があります。
給料日前や大きな買い物の後だと『香典のためのお金がない』という事態が起こり得ます。
そこで今回は、香典を用意するお金がないときの対応策に加えて、香典の基本(香典とはそもそも何?渡すタイミングは?)、香典の相場について説明します。
目次
香典を用意するお金がないときに今すぐできる対応策
急なお通夜や葬式でお金がないときはどうすればよいのでしょうか?
Q&Aサイトでは、『香典袋にお金を入れずに持って行く』などという回答を見かけますが、これだけは絶対にやってはいけません。
受付した後に香典の中身を確認されますので、『お金が入っていない』と後で遺族から連絡が来ます。
受付時にその場で中身を確認されて払う羽目になることもあり得ます。
ここでは香典のお金がないときに今すぐできる対応策を4つご紹介します。
- 親・兄弟(姉妹)に借りる
- 出せる金額だけ包む
- お通夜・葬式を欠席する
- カードローンを利用する
①親・兄弟(姉妹)に借りる
頼れる親、兄弟(姉妹)がいる場合は、香典のお金を借りましょう。
多くて数万円ですし、給料が出たらすぐ返すなどと約束すれば借りることが出来るでしょう。
ただし、『手持ちに数万円もないのか?』と生活に怪しまれたり、『こんなことでお金を借りるな』と説教をされるケースもありますので、何かうまい言い訳をするのが良いですね。
『給料日前で手持ちが足りないので香典代だけ貸して欲しい』と頼み、すぐに返すことを約束すれば、香典代を借りるのは難しくないでしょう。
②出せる金額だけ包む
あまり好ましくありませんが、出せる金額だけ香典に包むのも一つの手です。
ただし、葬式に出席すると、返礼品や飲み物などが出されたり、その場で3,000円程度のお品による香典返しを行いますので、香典が3,000円だと正直元が取れず遺族の負担になってしまいます。
また、地方や葬儀者により異なりますが、受付で香典の金額を確認する場合があります。この場合、少ない金額だと恥をかくことになります。
本人が30代以上であれば、出来れば、5,000円以上の香典を包んだ方がよいです。
葬式という場ですし、ある程度の金額は包まないと遺族のためにもならないので、この方法は避けた方が良いでしょう。
③お通夜・葬式を欠席する
故人との関係が親しくない場合は、仕事上の理由や宗教上の理由、家庭の事情などと理由を付けてお通夜、葬式を欠席しましょう。
関係性がそこまで高くない知人・友人や隣近所などのお通夜・葬式であれば、欠席しても問題はないです。
悔いが残るようであれば、後日自宅に訪問させて頂いて線香を上げたり、墓参りをすると良いでしょう。
ただし、親戚や親友など関係性が高い場合は、欠席は難しいですし、最後の機会ですから葬式に出てお別れぐらいはしたいものですね。
理由を問われても良いように、どうしても行けないような言い訳(病気、出張)を考えておくと良いでしょう。
④カードローンを利用する
お金を借りれる相手がいなく、お通夜・葬式に欠席するわけにもいかない相手の場合は、カードローンを利用してみましょう。
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香典とは?葬式の流れと香典を渡すタイミングについて
ある程度の年齢に達したら、家族、親戚、会社関係の方、友人などの不幸に立ち合い、お通夜や葬儀(告別式)に出ている経験をしている方が多いのですが、中には身近な人が亡くなった経験がないという方もいるかもしれません。
お通夜や葬式、香典について知識がない方もいると思いますのでここで紹介します。
香典とは
香典とはお通夜や葬儀(告別式)のときに遺族に対して渡す現金のことです。
不祝儀袋と呼ばれる香典を入れる封筒に入れて持参します。
故人に供えるものという意味に加えて、遺族に対して葬式の費用やその後の生活を援助する意味を込めてお金を渡すのです。
事実、葬式にはお金がとてもかかります。
参列者の人数にもよりますが、お通夜や告別式では葬儀場使用料や棺桶代、火葬代、お寺のお坊さんに払うお布施、故人を偲ぶ会食の飲食代など各種費用を足すと葬式の費用は200万円を超えることが多いです。
身近な人が亡くなっただけでも不幸なのに、さらにお金が多くかかるようでは遺族は大変ですよね。
お通夜や葬儀(告別式)に出席する人は『遺族のお手伝いできない分、せめてお金を』ということで香典を渡すのがマナーです。
葬式の流れとお通夜・葬儀(告別式)の違い
通常、葬式はお通夜と葬儀(告別式)の2回に分けて行います。
お通夜の後に別の日に葬儀(告別式)という流れです。
お通夜とは
お通夜とは、亡くなった方にお別れするために過ごす最後の夜のことで、親族に加えて友人・知人も参加してお坊さんによる読経やご焼香などを行います。
葬儀場やお寺、遺族の都合にもよりますが、亡くなった翌日の夜に行うことが多いです。
お通夜は、亡くなったことが分かった後すぐに駆け付ける必要があるので、十分に準備をする時間が取れない場合が多いです。
葬儀(告別式)とは
葬儀(告別式)とは、故人の冥福を祈り、最後の別れを告げる儀式です。
葬儀と告別式は、本来は別々に行う儀式で、親族のみが参加してお坊さんの読経や故人とのお別れをするのが葬儀、友人・知人も参加して焼香を行うのが告別式です。
しかし、最近は葬儀と告別式を同時に行い、葬儀ならびに告別式という名で親族・友人・知人含めて全員で一度に行うのが一般的です。
葬儀は通夜の翌日の日中に行うことが多いです。
お通夜と葬儀(告別式)どちらに参列すればよい?
親族や親しい友人はお通夜・葬儀の両方に参列します。
一方、同僚や友人、知人の関係性であれば、お通夜または葬儀のどちらか一方に参列するのが一般的です。
お通夜は夜に行うので、どちらかだけに参列する場合は、会社帰りなどにお通夜のみに参列すると良いでしょう。
お通夜は喪服が必須ではなく、男性であればスーツに黒ネクタイ、女性であれば地味な色のアンサンブル、スーツやワンピースでも問題ないので、服装面でも行きやすいのはお通夜です。
香典を渡すタイミング
香典はお通夜もしくは葬儀(告別式)のどちらかの受付で渡すものです。
どちらも葬儀場に入ってすぐの受付時に「この度はご愁傷さまでございます」と声をかけるとともに香典を渡します。
香典を渡した後は芳名帳に記帳します。
両方に参加する場合はお通夜で渡すのが良いでしょう。葬儀(告別式)では記帳のみします。
小規模な葬式で受付がない場合は、御霊前に供えるか、直接遺族に渡します。
香典の相場
香典は亡くなった方との関係性や本人の年齢により異なります。下記に相場を掲載します。
これらはあくまでも相場であり、亡くなった方との親密度によって金額は変えても構いません。
年齢にも寄りますが、あまり大きな金額を包むと遺族がその後の返礼などで大変ですので、同僚・友人・知人であれば上限1万円程度が良いでしょう。
逆にあまり少ない金額だと葬式の費用の足しにならないので(返礼品や飲食代で赤字になる)、考慮した方がよいです。
なお、4,000円や9,000円など、4や9の不吉な数字がつく金額は厳禁ですのでこちらもご注意ください。
本人が20代の場合
祖父母 | 1万円 |
---|---|
両親 | 3万円~10万円 |
義理の両親 | 3万円~10万円 |
兄弟・姉妹 | 3万円~5万円 |
叔父・叔母 | 1万円 |
いとこやその他の親戚 | 3,000円~1万円 |
上司 | 5,000円 |
上司の家族 | 3,000円~5,000円 |
同僚 | 5,000円 |
同僚の家族 | 3,000円~5,000円 |
友人・知人 | 5,000円 |
友人・知人の親 | 3,000円~5,000円 |
先生や恩師 | 3,000円~5,000円 |
隣近所 | 3,000円~5,000円 |
自身が20代である場合は、お金もないでしょうし、多くの金額を包まなくても許される傾向にあります。友人や同僚であれば、5,000円程度が相場でしょう。
ただ、親族の場合は失礼にあたらないように親族の不幸の場合は親兄弟と良く相談してお金を包むようにしましょう。
本人が30代の場合
祖父母 | 1万円~3万円 |
---|---|
両親 | 5万円~10万円 |
義理の両親 | 5万円~10万円 |
兄弟・姉妹 | 5万円 |
叔父・叔母 | 1万円~2万円 |
その他親戚(従兄弟など) | 3,000円~2万円 |
上司 | 5,000円~1万円 |
上司の家族 | 3,000円~1万円 |
同僚 | 5,000円~1万円 |
同僚の家族 | 3,000円~1万円 |
友人・知人 | 5,000円~1万円 |
友人・知人の親 | 3,000円~1万円 |
先生や恩師 | 3,000円~1万円 |
隣近所 | 3,000円~1万円 |
30代になると周りの人の不幸に見舞われることが徐々に多くなってきます。
また、金額もそこそこ包まないと非礼に思われてしまうかもしれません。香典の金額には気を付けた方がよい年代です。
本人が40代以降の場合
祖父母 | 3万円~ |
---|---|
両親 | 10万円~ |
義理の両親 | 10万円~ |
兄弟・姉妹 | 5万円~ |
叔父・叔母 | 1万円~3万円 |
その他親戚(従兄弟など) | 5,000円~3万円 |
上司 | 1万円~ |
上司の家族 | 5,000円~1万円 |
同僚 | 1万円~ |
同僚の家族 | 5,000円~1万円 |
友人・知人 | 5,000円~1万円 |
友人・知人の親 | 3,000円~1万円 |
先生や恩師 | 3,000円~1万円 |
隣近所 | 3,000円~1万円 |
40代以降になると、故人や故人の遺族が身内の不幸に出席してもらっている場合もあるかと思います。
その場合、身内の不幸のときに頂いた香典の金額をそのまま返すと良いです。
また、自身が上司に当たる場合で部下本人の不幸の場合は、会社での自身に対する貢献度を振り返って、多めに出してあげると良いですね。
その他の場合
小学生~高校生が親を伴わずに自身で先生や友人の葬式に参加する場合は、香典は持参せずに記帳だけする場合や1,000円ずつ連名で香典を出す場合が多いです。
その場合、香典返しの品物は辞退するように伝えてください。
保護者が一緒に参列する場合は、3,000円から多くて1万円程度包むと良いでしょう。
いずれにしても学校の友人や親御さんなどと相談した上で香典の金額を決定するのが良いです。
急にお通夜・葬儀に出席することになると、香典のために1万円~数万円程度用意する必要があります。
そんな方向けに今日・明日中にお金を準備する方法をご紹介します。
香典が払えなくて困っている方はぜひ参考にしてください。