自動車税が払えない！滞納した際の流れと差押えを回避する解決策とは

『今年も自動車税の支払い時期になったけど、高くて払えない。』
『今月出費が多すぎて自動車税を払うのがきつい。』

車を購入したら毎年かかるのが自動車税。

軽自動車で約1万円、普通自動車であれば3万～4万円以上は当たり前にかかります。

自動車税を払わないと車検に通りませんし、滞納が続くと給料や預貯金、自動車の差押えを受けます。

会社にバレて、立場が危うくなり、クビになる恐れもあります。

しかし、手持ちのお金がないときに数万円の出費は痛いものです。

今回は、自動車税の支払いに頭を悩ませている人向けに自動車税を滞納した場合の流れ、自動車税が払えないときの対応策について説明します。

自動車税を滞納すると、車検に通らず、最終的には給料や預金、自動車の差押えを受けて、しかも会社や家族にバレるという悲惨な状態になることも。

滞納から最短1カ月程度で差押えになるリスクがあるため、早めの対応が必要です。

自動車税が払えない方、今現在滞納している方はぜひ参考にしてください。

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自動車税を滞納するとどうなる？

自動車税は毎年5月末を納付期限として払う必要がありますが、これを滞納するとどうなるのでしょうか？

自動車税を払わなかったときのリスクとしては下記があります。

それぞれ詳細を説明します。

車検に通らない

自動車税を滞納すると車検に通りません。

車検の添付書類として、車検証、自動車損害賠償責任保険証明書（自賠責保険の証明書）とともに、自動車税納税証明書が必要です。

自動車税納税証明書は納付から2～3週間程度経っていれば、税事務所側で確認してくれるので不要となることもあります。

車検を受けずに車を運転した場合、下記の罰則を受けることになります。

両方合わせて、最大80万円の罰金に加え、90日以上の免停・免許取消となります。

また、自賠責保険や任意保険に加入することが出来ませんから事故を起こしたときに高額な賠償額を自身で払うことになります。

延滞税がかかる

自動車税を払わなかった場合、延滞税がかかります。

ただし、延滞税は1,000円未満は切り捨てとなるため、延滞税はかかりません。

例えば、日産セレナの自動車税を8月末まで3カ月延滞した場合でも延滞税はかかりません。
（39,500円×2.8%×30÷365日＋39,500円×9.1%×62÷365日≒701円）

1,000円を超えたときから延滞税が請求されます。

少しぐらいの延滞であれば、延滞税はかからないのでこの点はそこまで気にする必要はありません。

しかし、1年程度延滞した場合には、年間10%近くの延滞税が無条件にかかるので、長期間の延滞時は避けたいですね。

給料・口座・車などが差押えとなる

自動車税の滞納で怖いのが差押えです。

自動車税を滞納し続けると、預貯金や給料、車の現物の差押えを受けます。

さらに、差押えになると、会社や自宅に何度も連絡が来るので、会社や家族に間違えなくバレます。

実際に差押え（もしくは予告書）が来た人は何人もいます。

自動車税12月のボーナスで払えばいいやって思ってた矢先仕事辞めて挙句の果てに差押状が家に届き植木大ピンチ

— 植木裕大 (@gmk_7_) September 5, 2019

自動車税の納税をここまで拒んで来たけど財産差し押さえされそうになったので諦めて払ってきた

— 下級化猫 (@bakurakuran) August 26, 2016

自動車税バックレてたら財産差押え予告書きたンゴ

— トルクゴリラのぼぶ (@bob_legacy5) October 4, 2016

差押えまでの流れとしては下記の通りです。

差押えの前に都道府県から催促の電話やはがきが来ることもありますし、税事務所の職員から訪問されることもあります。

また、差押えの時期は都道府県によりまちまちです。

法律的には、納付期限から1カ月経てば（6月末）差押えが出来るため、悪質と判断されれば、早期に差押えがあることもあります。

なお、差押えの前には自宅に連絡されて、会社には給料の調査が入りますので、家族や職場に滞納の事実が知られてしまいます。

特に会社にバレると勤務先での立場が危うくなり、最悪のケースだと、会社をクビになる可能性があります。

自動車税が払えない。どうする？

自動車税は3～4万円程度必要ですが、納付期限が決まっていますのですぐに用意しなくてはいけません。

さきほども紹介しましたが、自動車税を滞納すると、下記のリスクがあります。

ここでは、自動車税を払うお金がない場合の対応策を紹介します。

カードローンを利用する

自動車税を払うお金が足りない場合は、カードローンを利用するのが一番手っ取り早く、おすすめです。

まずはお金を借りて自動車税を払い、お金が用意出来たら返済すればよいのです。

例えば、プロミスであれば10万円を1ヶ月間、最大実質年率の17.8%で借りた場合でも、利息は1,463円です。

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自動車税の支払いのために急ぎで借りたいという人も、ニーズをくみ取って柔軟に対応してくれます。

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『家族や職場にばれたくない』という人や『一切電話をかけてほしくない。』という人におすすめなのがSMBCモビットです。

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10秒簡易審査機能で審査手続きがスピーディーで申し込んだ当日にお金を借りることも可能です（申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の借入れとなることもあります）。

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どうしてもお金が工面できない場合、頼りになるのがカードローンです。

自動車税の支払いのために一時的に借りて、給料やボーナスでまとまったお金が手に入ったらサクッと返すような賢い使い方をすれば、手軽に借りれて便利です。

自動車税で滞納が続いてしまった方、督促が嫌な方、差押えに困っている方は、今すぐ借りれるカードローンを試してみてください。

クレジットカードで払う

一部の都道府県に限定されますが、自動車税はクレジットカードで払うことが出来ます。

手持ちのお金がなくてもクレジットカードで払えば、支払いを後回しにすることができますし、分割払いも可能です。

自動車税は東京都であれば、東京都自動車税お支払いサイト、その他の自治体ではYahoo！公金支払いで払うことが出来ます。

ただし、手数料がかかります。

Yahoo！公金支払いは自動車税の納付1件につき330円、東京都は自動車税の金額により異なりますが、2万円以上3万円未満であれば240円、3万円以上4万円未満であれば321円です。

クレジットカード払いに対応している自治体は下記の都道府県です。

上記都道府県に住んでいる方で、手持ちのお金がない方はクレジットカード払いを試してみてください。

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車を売る

そこまで車を使わないのであれば、自動車税の支払いタイミングを一つの機会として、車を売ってしまうという手もあります。

レンタカーやカーリースで間に合わせる方が安い場合が多いですし、都市部ならば電車やバスで十分移動できます。

車を売って廃車の手続きさえ踏めば、今後一切自動車税を払う必要はありません。

さらには、多額の現金が手に入るので生活が潤います。

車の一括査定を申し込めば、自宅で待っているだけで査定してくれますし、複数の業者が査定をしてくれるので、競争させてより相場より高い値段で売ることが可能です。

査定だけならば無料ですので、買取金額を教えてもらってから本当に売るかどうか検討しても大丈夫です。車検が切れた車でも問題なく売ることができます。

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都道府県税事務所に相談して自動車税の滞納分を分割払いにしてもらう

都道府県税事務所に電話もしくは直接訪問して、自動車税の支払いについて相談すれば、分割での支払い対応にしてくれて、差押えを待ってもらうことが出来ます。

現に自動車税を滞納して、分割で納付（分納）している方は何人もいます。

自動車税の分納申請してきました。

「今年は分納という形をとらせていただきましたが、来年は一括で支払えるよう通知前に金額をそろえて…」

否、わかってますよ？
できるならやってます。

安月給のボーナスナシ+スタッドレスタイヤと車検が重なってるのキツいんですよ。— yukisiro (@tukito_sakurai) May 20, 2016

念のため自動車税分納手続きした

— 焼きうどん天使 (@teriiiiiiione) May 26, 2015

自動車税は分割払いできますよ～♪わたしゃ毎年そうしていますし。車税の封筒に書いているお問い合わせ窓口に電話でお気軽に相談できますんで参考まで。軽自動車の場合はやったこと無いんで判らないですけど。

— Taku@NostalgicMemory (@taku_onweb)June 10, 2016

どうしても支払いを待ってほしいという方は、都道府県税事務所に相談してみてはいかがでしょうか？

相談先は税務署ではなく、都道府県税事務所（軽自動車税は市町村）なのでご注意ください。

下記の3点を準備の上、お金がなく、支払を待ってほしい旨を切実に訴えれば分納に応じてくれるはずです。

この3点を事前に考えて、都道府県税事務所に相談すれば、最終的には必ず応じてもらえます。

最初は嫌な顔をされることが多いのですが、くじけずお願いしましょう。

そもそも自動車税の仕組みとは？いつ徴収される？

自動車税は毎年4月1日時点の車の所有者に請求される税金のことで、車を持っていれば、使用の有無を問わず必ず取られます。

自動車税の納付先は都道府県税事務所で、その年の4月から翌年3月までの1年間分の税金を5月末日の納付期限までに払います。

4月下旬から5月上旬にかけて納付書が車の所有者宛に届き、コンビニや銀行などの窓口で払うことが出来ます。

また、自治体によってはクレジットカード払いに対応しているところもあります。

自動車税はいくら？

自動車税は車の排気量によって変わります。排気量ごとの自動車税は下記の通りです。

新車登録が2019年10月1日以降の場合は自動車税が減税されていますのでご注意ください。

具体的な車種別の自動車税（自家用車）の例は下記の通りです。

自動車税が年間34,500円の車種（排気量1.3～1.5リットル）

自動車税が年間39,500円の車種（排気量1.8～2.0リットル）

軽自動車

軽自動車の自動車税は一律10,800円です。

これらの金額は毎年かかるものですから、車の維持費も結構かかるものですよね。

まとめ

自動車税は滞納すると、下記のリスクがあります。

1. 車検に通らない
2. 延滞税がかかる
3. 給料・口座・車などが差押えとなる
4. 会社や家族にバレる

自動車税は毎年かかるものです。少しぐらいの滞納なら延滞税も掛からず問題ありませんが、2～3カ月滞納すると、差押えが行われ、生活が苦しいものになるでしょう。

思い切って車を売ってしまえば、財布がうるおいますよ。

車の一括査定に申し込めば、思ったよりも数段高い値段で売ることができます。

車を手離したくない方は、プロミスやSMBCモビットなどのカードローンを利用するもの賢いやり方です。

いずれにせよ、滞納期間が長引く前に手を打つのが正解です。本記事を参考に、あなたに合った良い手段を検討してください。