
学校の給食費は月々4,000円~6,000円程度が一般的です。
月々の費用はさほどでもありませんが、積み重なると結構な負担です。
特に家賃、電気・水道代、保険代、スマホ代、税金、自動車ローンなどなど、払うべきお金が多いときにはどうしても給食費の支払いを後回しにしたくなりますよね。
給食費であれば、少しぐらい滞納しても大丈夫と思っている方もいると思います。
しかし、給食費を滞納すると、裁判に訴えらえたり、子どもがいじめられることもあり得るのです。
そこで今回は、給食費が払えなかった場合の流れや給食費が払えないときにとるべき行動について解説します。
また、実際に給食費を滞納してしまった方が給食費を払えるようになるまでの体験談もご紹介しますので参考にしてください。

目次
給食費が払えないどうなる?

かつて、給食費の支払いは子供に持たせて学校で支払うのが一般的でした。
しかし最近では、給食費の支払いを口座引落にしている学校がほとんどです。
そのため、うっかり口座の残高不足でも給食費未納となることもあります。
給食費が払えなかった場合、最悪のケースでは、給食が出ない、裁判で訴えられる、子どもがいじめられるということが起こりえます。
もちろんいきなりそのような状況になるわけでなく、通常は以下のような流れをたどっていきます。
- 先生から督促の連絡が来る
- 先生・教育委員会から家庭訪問される
- PTAや学校懇親会などの会合の場で催促される
- 給食が支給されなくなる
- 裁判に訴えらえれる
① 先生から督促の連絡が来る
給食費を払っていないと、まず先生や学校の事務員(会計担当者)から連絡があります。
電話で親に直接連絡が行くが多いですが、電話に出ないと、子どもに「給食費未納のお知らせ」の手紙を持たせることもあります。
手紙の場合だと周りの子どもにバレて、これをきっかけに子どもがいじめられるケースもあり得ますので、注意が必要です。
② 先生・教育委員会から家庭訪問される
それでも給食費を支払わないと、『うっかり入金を忘れた可能性は低い』と判断されます。
先生や学校の事務員、教育委員会から家庭訪問をされます。
家庭の経済状況を把握するとともに、給食費の支払いを再度督促されます。
③ PTAや学校懇親会などの会合の場で催促される
家庭訪問をしても一向に支払わない場合、先生は次の手を打ちます。
PTAや授業参観、学校懇親会などで親が学校を訪れる際、先生から給食費未納の人がいる旨を言われます。
多くの親がいる中で給食費未納者の存在をアピールすることで、滞納者にプレッシャーをかけるのです。
④ 給食が支給されなくなる
それでも給食費を支払わないと、親だけではなく被害は子どもにまで拡大します。
「まさか」と思う方もいるでしょうが、子どもに給食が支給されなくなるのです。
実際に埼玉県北本市では、3か月以上給食費を滞納する家庭の生徒に対しては、給食を提供しない方針を取っています。
参考:【ニュース】埼玉・北本市の公立中学、給食費3か月未納で提供停止へ
⑤ 裁判に訴えらえれる
しかし、全ての自治体で給食費未納による給食停止を行なっているわけではありません。
その代わり、給食費督促の裁判を起こされる可能性があります。
兵庫県三田市では、給食費滞納に際して実際に裁判を起こしています。
裁判を起こされると、預貯金や給料の差押えを受けます。
差押えの前には市区町村から勤務先に給料の詳細についての照会が来て、勤務先に滞納の事実が知られるので、勤務先での立場が危ういものとなるでしょう。
給食費が払ってないことは周りにばれる?子どもはいじめられる?

給食費を払いたくても払えない親が最も心配するのは、周囲にばれることではないでしょうか。
周囲にばれると、周りの親との関係が気まずくなるのはもちろんのこと、子どもがいじめられることもあり得ます。
基本的にはばれないように配慮してくれる
基本的にはプライバシー保護から、給食費未納がばれないように配慮してくれます。
未納の連絡も、他の保護者や児童にばれないような方法で行なってくれます。
滞納期間が長引くとばれる可能性が高くなる
ただし、滞納期間が長引くと周囲にばれる可能性が高くなります。
先生や教育委員会による家庭訪問、学校での親の集まりの場で未納者がいることの発表などにより、他の親から推察されてしまう可能性があります。
周りの親にばれることを契機として、子どもがいじめられる場合もあります。
滞納してしまった場合には、滞納期間をなるべく短くした方が良いでしょう。
給食費が払えないときに今すぐ取るべき行動とは

給食費が払えないのをそのままにしておいてはいけません。
先ほど説明した通り、滞納が長引くと、周りにバレたり、子どもがいじめを受ける可能性が高くなるからです。
ここからは、給食費が払えない際の対策を紹介しましょう。
先生に相談する
まずは、学校の先生に相談しましょう。
できるだけ早い段階で相談するのがベストです。
先生に相談をすると、まず後ろめたい気持ちがなくなります。
そして、給食費支払いの猶予をしてくれる可能性が高いです。
相談する際には、家庭がどんな状況でいつだったら払えるのかを明確にしておくと、先生も様々な対策を取れます。
就学援助制度を利用する
収入が少なくて支払える目途が立たない場合は、就学援助制度を活用しましょう。
就学援助制度では、自治体が学校にかかわる様々な費用を援助してくれます。
学校教育法第19条(経済的理由によって,就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者に対しては、市町村は、必要な援助を与えなければならない)に基づき、実施されています。
生活保護を受けている人や家族全員の収入が自治体が認める基準以下の人が対象ですが、給食費に加えて文房具、体操服、修学旅行費、クラブ活動費、PTA会費など細かな費用まで全て自治体が補助してくれるのです。
援助を希望する方は、就学している学校経由で申し込んでください。
申請書(各小中学校にある)、収入証明書類、児童扶養手当証書(児童扶養手当を受けている人のみ)などが必要です。
カードローンを利用する
『先生に相談したものの、払う目途がつかず、滞納期間が長くなってきた』
『就学援助制度の対象になれなかった。』
こんな方はカードローンを利用して一旦給食費を払ってしまうのがおすすめです。
カードローンを使えば、ある程度まとまった金額を借りられますし、毎月の支払いはきつくありません。
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特に滞納期間が長くなってきて、先生や事務員からの督促が苦になっている方、給食を止められそう方、裁判を起こされそうな方などはカードローンを使って払ってしまって楽になりましょう。
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給食費の支払いのために一時的に借りて、給料やボーナスでまとまったお金が手に入ったらサクッと返すような賢い使い方をすれば、手軽に借りれて便利です。
給食費で滞納が続いてしまった方、督促が嫌な方、裁判が近いと困っている方は、今すぐ借りれるカードローンを試してみてください。
【体験談】給食費を滞納してしまった方が給食費を払えるようになるまでの実体験

年齢 | 性別 | 子どもの学年 | 年収 |
---|---|---|---|
20代後半 | 女性 | 小学2年生 | 270万円 |
私はシングルマザーなのですが、給料が安く、いつも生活はギリギリで貯蓄はできない状態でした。
支払いが多い月にはどうしても給食費にまでお金が回らなく、1度給食費を3か月間払えず15,000円を滞納してしまいました。
まずは、滞納2カ月目に子どもが学校から封筒を頂いてきて、督促を受けました。
しかし、それでも本当に払えなくて、その後先生に会いに行き、『今は払えないが、再来月には払える』旨を説明しました。
少し嫌な顔をされましたが、なんとか理解してくださいました。
そこから猶予があるうちになんとかお金を工面しなければと思いました。生活費を切り詰めて節約したのですが、それでもわずかに足りなかったので、家のそばにあったアコムに頼ることにしました。
30日間利息がつかないと張り紙があったので、一旦お金を借りて30日以内に返そうと思ったのです。
実際は少し利息がかかるくらいにはなってしまいましたが、なんとかお金をためて返せました。
給食費の滞納で子供に恥ずかしい思いをさせたので、以後は生活を切り詰めて期日に払うように調整しています。
まとめ

- 周りにばれて子どもがいじめられる
- 給食が支給されない
- 裁判に訴えられて差押えをうける
給食費を払えない場合は、まず先生に相談をして猶予してもらい、制度の活用やカードローンの利用も念頭においてください。
特に滞納が2~3カ月にわたってしまった場合は危険です。すぐに先生に相談しましょう。
給食費を滞納すると、周りの保護者や子どもにばれて、保護者会での肩身が狭くなり、子どもがいじめられるという悲惨な状態になることも。
さらには裁判でに訴えられるリスクがあるため、早めの対応が必要です。
給食費が払えない方、今現在滞納している方はぜひ参考にしてください。