社会人の必須資格と言えば、運転免許。
車を運転出来るだけで、行動範囲が広がりますし、就職先・転職先で営業を目指している人にとって、運転免許は必須の資格です。
運転免許は取りたい資格NO.1であるものの、取得にかかる費用はとても高いのです。
そこで今回は運転免許の取得に必要な費用や安く取得する方法、運転免許の取得費用が足りない場合の対応策について説明します。
目次
車の免許取得にかかる費用は?
車の免許取得にかかる費用は20万円~30万円程度です。
教習所によって料金は違いますし、マニュアル車を含めた免許にするか、オートマ限定にするかでも異なります。
また、最短で免許を取得した場合は安く取得することも出来ますが、学科試験や実技試験で落ちると、その分追加料金が発生します。
通学で教習所に通う人は、教習時間に遅刻したり、キャンセルすると追加料金を取られることも。
教習所によっては20万円以下で取得可能!とアピールしているところもありますが、実際は追加料金が多々発生するため、20万円以下で免許を取得するのはなかなか難しいです。
免許取得費用を安く抑える方法とは
車の免許取得費用を安く抑える方法としては下記の4つがあります。
- AT限定(オートマ限定)に申し込む
- 各種キャンペーンを利用する
- 合宿免許に申し込む
- 免許センターでの一発試験を受験する
AT限定(オートマ限定)に申し込む
マニュアルではなく、オートマ限定にすれば、それだけで免許の取得費用は1~3万円安くなります。
例えば、都内で人気の教習所であるコヤマドライビングスクール二子玉川の一般料金(2016年9月時点の定価)で比べてみると、オートマ限定:294,058円、マニュアル:308,314円で、約14,000円差があります。
トヨタドライビングスクールだとオートマ限定:270,000円、マニュアル:282,960円で、約13,000円の差です。
乗用車の98%がオートマ車ですし、マニュアルで運転する機会は滅多にないので、自動車免許はオートマ限定で十分です。
マニュアル車しかないという珍しい会社に就職・転職しない限りはオートマ限定にしましょう。
閑散期に申し込む
教習所の閑散期に申し込むだけで、教習所の料金が大分安くなります。
2月~3月の春休み期間、7月~8月の夏休み期間は学生が殺到するため、料金が高くなります。一方で、9月~1月前半は夏休み明けで学生の授業が始まるということもあり、閑散期となるため、料金が安くなるのです。
割引キャンペーンなどで4、5万は安くなりますので、この時期の受講がおすすめです。
合宿免許に申し込む
合宿免許とは地方の教習所に3週間程度泊まり込みで運転の教習を受けることです。
教習所の費用や宿泊料金、毎回の食事、交通費込みで最安値で15万程度から受講することができます。通学型の教習所よりは4万円~8万円程度安くなることが多いです。
地方の教習所で受講するのでそもそも教習料金が安いということと、短期集中であるため、教習所側のスケジュールが立ちやすいというのが安い理由です。
合宿というと、民宿での宿泊をイメージするかもしれませんが、教習所近郊の綺麗なホテルで宿泊し、観光地が近かったり、都市部だったりすることも多いので、安い上に遊びと教習が両立できて受講者の満足度が高いのです。
ただし、3週間程度必要ですので時間に余裕がある人に限定されてしまいますのでご注意ください。
免許センターでの一発試験を受験する
実は、免許を取得するのに教習所に通わなくてもよいのです。
教習所と同じように、免許センターで仮免許取得⇒本免許取得という流れで免許を取得することが出来ます。
費用は全部合わせても3万円弱。教習所と比較しても格安です。
一発試験の流れとしては下記の通りです。
- 仮免許用の学科試験・技能試験を受験する
- 特定教習を受講する
- 路上練習を行う
- 本免許用の学科試験・技能試験を受験する
特定教習とは、一発試験の受験者のための講習のことで高速講習・危険予測講習・応急救護処置講習の計7時間の講習を受ける必要があります。
教習所で実施しており、安いところで13,700円からとなっています。
路上練習は仮免許の状態で普通免許取得後3年以上経過した人を同乗させて、1日2時間計5日間、一般道路で運転の練習を行うことです。
誰かが見張っているわけではありませんが、記録を付けて提出する必要があります。
一発試験自体の費用は下記の通りです。
費用 | 仮免許 | 本免許 |
---|---|---|
受験料 | 2,850円 | 2,200円 |
試験車使用料 | 1,550円 | 900円 |
免許証交付料 | 1,100円 | 2,050円 |
合計 | 5,500円 | 5,150円 |
ただし、一発試験は教習所と異なり、難易度が高く、何度も落ちることが多いため、運転に自信がある人以外にはおすすめできません。
警察官が教官となり、試験の採点を行うのですが、技能試験の採点はかなり厳しいです。100点満点中、70点以上で合格ですが、法律・規則に則った運転をきちんと行う必要があるため、一発合格する人はほとんどいないです。
合格率は5%程度とも言われていますので、腕に自信がある人は是非チャレンジしてみてください。
免許取得費用が足りない。どうする?
教習所は20万~30万程度必要なため、お金を用意するにも一苦労です。そうは言っても早く運転したいと思う人が多いもの。
ここでは、運転免許取得に必要なお金を用意する手段を紹介します。
カードローン・キャッシングを利用する
免許取得費用が足りない場合は、カードローン・キャッシングを利用するのが一番手っ取り早く、おすすめです。
当サイトでは即日融資できる金融機関を紹介していますので、まずはお金を借りて免許取得費用を支払い、お金が用意出来たら返済すればよいのです。
30万円程度の借入れであれば、毎月1万円程度の返済となりますので、負担は少ないです。
50万円までは収入証明書の提示が不要で、申し込んだ当日中にお金を借りることも可能です。
30日間無利息サービスを利用するのも賢くやり方ですし、スマホやパソコンから簡単な手続きで申し込めますから、とても便利ですよ。
教習所の提携ローン(運転免許ローン)を利用する
教習所の提携ローン(運転免許ローン)を利用するのも良い手段です。
ほとんどの教習所でJACCSやオリコなどの金融機関との提携ローンを用意しています。
ただし、提携ローンにデメリットが2点。
- 審査が厳しい
- 免許取得以外には使えない
- 保証人(保護者可)が必要な場合が多い
JACCSやオリコなどの信販会社が運営しているローンですので、クレジットカードを発行するときの審査を受けているのとほぼ同等の厳しさです。
クレジットカードの審査で落ちた人やクレジットカードをまだ発行したことがない人などにとっては審査が難しいかもしれません。
また、免許取得以外には使えないのもデメリットです。免許取得後にレンタカーで旅行しようとしている人、車を購入しようとしている人は別途ローンを組む必要があります。
さらに、保護者や親族などの保証人が必要なケースが多いのが難点です。気軽にお願い出来る人がいればよいですが、頼れる人がいない場合はカードローン・キャッシングを利用した方がよいでしょう。
まとめ
車の免許取得費用を安く抑える方法と免許取得費用を用意する手段について説明しました。
なるべく早く免許を取得した方が行動範囲が広がりますし、就職・転職にも有利となることが多いです。
免許取得費用は高額ですが、お金が貯まるのを待つのもなかなか辛いですよね。
免許所得のためにカードローン・キャッシングを利用するもの賢いやり方です。多くの人が利用していますし、ネットからすぐ申し込めるので楽ですよ。