事業の失敗や病気、浪費など様々な事情で親や兄弟(姉妹)、親戚などが自己破産している場合、自分自身への影響はどうなるのでしょうか?
カードローンやキャッシング、住宅ローンやマイカーローンなどでお金を借りることはできるのでしょうか?
親兄弟の自己破産の影響が本人に及ぶとなると大事です。
カードローンやキャッシングもですが、今後ずっと住宅ローンを借りることができないのはきついですよね。。
今回は『親・兄弟が自己破産している場合にお金を借りることができるのか?その条件は?』についてと、『そもそも自己破産したことはばれるのか?』について説明します。
親兄弟が自己破産しても基本はお金を借りれる!住宅ローンは使える
親や兄弟(姉妹)、親戚が自己破産していても本人にまで影響が及ぶことはありません。
カードローンやキャッシング、住宅ローンやマイカーローンでお金は借りることが出来ますし、クレジットカードを作ることも出来ます。
親兄弟の自己破産がなぜ本人に影響がないのでしょうか?
下記の2点がその理由となります。
- 親や兄弟の情報は住宅ローン、カードローンなどの申込み時に入力しない
- 個人の信用情報は本人のものしか調べられない
親兄弟の情報は申込み時に入力しない
カードローンやキャッシング、住宅ローン、クレジットカードなどを金融機関に申し込むときに、親兄弟の氏名、住所などは申込み時に入力しないのです。
これらを申し込んだことがある人なら分かると思いますが、本人の氏名、住所、勤務先などの自分自身に関する情報しか入力する箇所はありません。
このため、親兄弟が自己破産していたとしても、そもそも金融機関が親兄弟の情報を把握する手段がないため、親兄弟の自己破産が金融機関に知られることはないのです。
個人の信用情報は本人のものしか調べられない
自己破産した場合、信用情報機関には事故情報(いわゆるブラック)として登録されます。
お金の借入れ状況や自己破産、滞納などの情報が掲載されている信用情報はとてもプライバシーが高い情報なので、本人以外には開示できません。
たとえ、金融機関側に親・兄弟が知られていたとしても、勝手に親・兄弟の信用情報を見ることが出来ません。
他人の信用情報を見るためには、本人の許可(委任状)が必要です。
実際、住宅ローンやカードローンなどでお金を借りるときには、信用情報の調査に同意することを申込みの条件としています。
例えば、SMBCモビットであれば申込みの前の「同意事項」として下記の事項に同意しないと申込みが出来ません。
1.SMBCモビットは、SMBCモビットが加盟する信用情報機関(以下、「加盟先機関」といいます。)および加盟先機関と提携する信用情報機関(以下、「提携先機関」といいます。)に入会申込者および会員(以下これらを総称し「会員等」といいます。)の個人情報が登録されている場合には、当該個人情報の提供を受け、返済または支払能力を調査する目的のみに使用します。
【例外】親兄弟が自己破産して借りれない場合とは
通常は、親や兄弟(姉妹)、親戚が自己破産していてもカードローンやキャッシング、住宅ローンやマイカーローンを借りることは出来ます。
しかし、実は本人や親兄弟の状況によっては借りれない場合があります。
特に下記の2点に当てはまる場合は住宅ローンやカードローンなどが審査落ちとなります。
- 親兄弟と同居で、親兄弟がお金を借りていた金融機関から借りる場合
- 親兄弟の連帯保証人になっている場合
それぞれの理由を説明します。
親兄弟と同居で同じ金融機関から借りる場合
自己破産の履歴は信用情報に登録されるほか、自己破産によって借金返済が免責となった金融機関にも注意すべき情報として登録されます。
信用情報は本人の情報しか見ることが出来ませんが、金融機関側にある情報ならば本人の情報から審査のために色々検索することが出来ます。
自己破産した親や兄弟(姉妹)と同居している場合は、苗字や住所から親兄弟との関係がばれて、金融機関側に親兄弟が自己破産していることがわかってしまいます。
しかも、自己破産した親兄弟と同居していることから本人もお金に困っていると推測されてしまい、審査上とても不利な状況となるのです。
別居している場合は、例えば苗字が同じでも住所が異なることから関係性を調べることが出来ず、これが原因で審査に落ちることはありません。
自己破産している親兄弟と同居している場合のみ注意が必要です。
親兄弟の連帯保証人となっている場合
親兄弟の連帯保証人となっている場合に、親兄弟に自己破産されてしまうと親兄弟の代わりに自身が借金の返済を行う義務が生じます。
借金が少額ならば問題はないのですが、自己破産するぐらいですので高額な借金が自分にのしかかることとなります。
連帯保証分の債務が自身の収入と照らし合わせて負担が重い場合は、金融機関から返済能力を疑われて審査に落ちる可能性が高くなります。
いわゆる、自転車操業として借金の返済のための借金と判断されてしまうからです。
親兄弟といえども、連帯保証人を気軽に引き受けるのは注意が必要です。
親兄弟が自己破産している方におすすめのカードローン
先ほどご紹介した通り、親が自己破産しても兄弟が自己破産しても本人が自己破産や連帯保証人となっていない限りは影響はほとんどありません。
問題なく、カードローンでお金は借りれます。
特に下記のカードローンがおすすめです。
おすすめカードローン①:アコム
アコムを初めて利用する方は30日間無利息サービスで無料でお金を借りることが出来ますし、スマホやパソコンからすぐに申し込むことが出来ます。
『すぐにお金を借りたい』という方に評判が良く、最短20分で審査が完了するため、申し込みからお金の借入れまでスピーディに対応してくれます。
下記のリンクから簡単な手続きでアコムに申し込めますので是非試してみてください。
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アコムの特徴と申し込み方法を下記のページで解説していますので参考にしてください。
おすすめカードローン②:SMBCモビット
『家族や同僚にばれたくない。』という人や『電話をかけてほしくない。』という人におすすめなのがSMBCモビットです。
SMBCモビットの一番の特徴は電話連絡がないことです。WEB完結申込を使えば、電話連絡や郵送物がないため、家族や職場に全くばれずにお金を借りることが出来ます。
10秒簡易審査機能で審査がスピーディーで申し込んだその日に借りることも可能です(申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となることもあります)。
申込みも簡単でスマホから申し込むことが出来ます。
下記のリンクから簡単にSMBCモビットに申し込めますので是非試してみてください。
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誰にもばれないSMBCモビットで今すぐ借りたい人向けに、SMBCモビット 即日融資の方法を下記の記事にまとめています。是非参考にしてください。
親・兄弟が自己破産したことは周囲にばれる?
親や兄弟(姉妹)、親戚が自己破産したことが、周囲にばれることがあるのでしょうか?
近所、友人、付き合っている相手などに近親が自己破産したことがばれると変な噂を立てられたり、煙たがられる可能性があります。
自己破産がばれる理由として下記の5つがあります。
- 官報
- 信用情報機関
- 悪質な債権者からの取立て
- 裁判所からの郵便物
- 悪質な業者からの郵便物
いずれも滅多にばれることはありませんが、ばれるきっかけになる注意すべき点がありますので詳細をご紹介します。
官報
官報とは国が発行する新聞で、法律・政令等の情報や裁判の情報などが掲載されています。
官報は官報販売所で1部130円で購入することが出来ますが、直近30日分であれば、インターネット版「官報」でも見ることが可能です。
金融関係や法律関係の職業に就いている場合は見ることがありますが、一般の人はほとんど見ることはありません。
官報の本紙「広告」欄に裁判所の項目に相続や破産などの情報が掲載されています。
細かい字で100件~200件ほどの破産情報が掲載されているため、注意深く見ないと情報が掲載されていることはわからないでしょう。
官報で親兄弟の自己破産の情報を調べるのは良いですが、読み終わったら誰かに見られないようにゴミ箱に捨てましょう。
信用情報機関
自己破産した場合、信用情報機関には事故情報(いわゆるブラック)として登録されます。
登録された情報は本人、または本人から委任された人しか見ることが出来ないため、信用情報から自己破産の情報がばれるケースはまずありえません。
情報が漏れるケースとして、本人が信用情報の開示を依頼後、自宅に郵送された信用情報の開示結果の郵便を誤って誰かが開いてしまったというパターンがありますので注意しましょう。
悪質な債権者からの取立て
ヤミ金融などの悪質な貸金業者お金を借りてしまった場合は自己破産した後でも違法な取り立てを行う場合があります。
この取り立てに応じる必要は全くなく、警察や弁護士などに依頼すれば取り立ては中止してもらえます。
しかし、違法な取り立てを契機に自己破産がばれてしまう場合があります。
大声で恫喝したり、近所に言いふらしたりするためです。
これについては防止する手段がないので、くれぐれもヤミ金融からの借金にはご用心下さい。
裁判所からの郵便物
自己破産の手続きの過程で裁判所から裁判の呼び出しや裁判結果の郵便物が届きます。
万が一、裁判所からの郵便を誰かに見られたら自己破産のことがばれることがあります。
裁判所からの郵便物は人の目につかない場所にしまいましょう。
悪質な業者からの郵便物
自己破産後は、信用情報機関に事故情報として登録されてしまうため、金融機関からお金を借りることは出来ません。
しかし、自己破産者を狙って、ヤミ金融やヤクザなどの悪質な業者からダイレクトメールが届くことが多々あります。
官報に掲載されている破産者情報を狙ってダイレクトメールを送っているのです。
ダイレクトメールの内容によりますが、人に見られた場合は自己破産を疑われるのでご注意ください。
まとめ
『親が自己破産したけど何か影響あるのかな…』と悩んでいた方もご安心下さい。
ただし、連帯保証人となっている場合は別です。自己破産を契機に返済負担が重い借金を引き継いでしまうため、カードローンやキャッシング、住宅ローンなどを利用することが出来なくなります。
連帯保証人には軽々しくならないように気を付けましょう。
※当サイトでは、アフィリエイトプログラムを利用し、アコム社など複数社から委託を受け広告収益を得て運用しております。
実は、親・兄弟が自己破産しても自身への影響はほとんどありません。
しかし、例外があり、自身の生活に悪影響となる場合もあります。
親兄弟が自己破産した方やこれから自己破産しそうな親族がいる方はぜひ参考にしてください。