
『生命保険に加入しているけど、保険料の支払いがきつくなってきた。』
『生命保険の保険料を滞納してしまった。』
そんな方はいませんか?
保険料の支払いが滞ると最悪失効となり、今まで払った分がパーになるどころか、今後保険に加入できなくなる恐れがあります。
生命保険の保険料の滞納が続く前に早急に対策をとる必要があります。
そこで今回は、生命保険の延滞から保険失効までの流れ、失効を避けるために取るべき対策、失効した場合の対策などを紹介します。
目次
滞納から失効までの流れ

生命保険料の支払い期日を過ぎてもすぐに失効するわけではありません。
下記の通り、1カ月の猶予期間があり、その後失効します。
- 滞納1カ月:猶予期間としてこの間に払えれば保険は継続される。未払いである旨の通知が来る
- 滞納2カ月:生命保険が失効する
公共料金の延滞と比べると、支払いを待ってくれるのが短いので注意が必要です。
それぞれの詳細を説明します。
生命保険の滞納1か月間は「猶予期間」
生命保険の保険料を支払わないと、未払い月の翌月は「猶予期間」となり、この間は保険契約が有効です。
うっかりミスで支払い忘れたなんて場合もありますので、滞納して即座に保険契約が失効になることはありません。
例えば、月払の生命保険で7月分を滞納してしまった場合、8月1日~8月31日が猶予期間です。
8月初めには、生命保険会社から郵便で『払込案内の通知』が届きます。
電話がかかってくることはあまりありませんが、利用者から支払いについて電話で相談すればいろいろと教えてくれます。
猶予期間中に未払い分も含めて2か月分の保険料を支払えば(最低でも1か月分だけでも支払えば)、保険契約がそのまま継続可能です。
一部の生命保険では、本来の口座振替日の2週間ほど先に、再び振替ができる日を用意しており、再振替日は送られてくる通知にも記載されています。
生命保険の滞納2か月目になると「生命保険は失効」
猶予期間が過ぎても滞納状態が続くと、保険契約は『失効』します。
例えば、7月分を滞納して、8月1日~8月31日の猶予期間が終了すると、9月1日失効となります。
失効した場合は、生命保険会社から『失効通知』が送られてきます。
保険の効力がなくなりますので、失効状態となれば、病気や怪我、死亡の際に保険金が支払われません。
ただし、猶予期間を過ぎて保険料が未払いでも、即座に保険契約が失効とならない場合があります。
後で説明しますが、解約返戻金(保険の解約時に支払われるお金)から、保険料を保険会社が立て替えて、保険契約を有効にしてくれる場合もあります。
保険料の自動振替貸付制度とは?

保険料支払いの猶予期間が過ぎても、『自動振替貸付制度』がある保険商品であれば、失効を免れることができます。
自動振替貸付制度とは、保険会社が解約返戻金額の範囲内で保険料を立て替えて支払いに充てることです。
良く勘違いされるのですが、解約返戻金を滞納分に充当しているわけではなく、解約返戻金を担保に保険会社が利用者に滞納分を貸して、支払いに充てているので注意が必要です。
滞納分(+利息)が解約返戻金の金額を超えない限りは、生命保険が継続されます。
ただし、いくつか注意点があります。
自動振替貸付制度の対象となる保険商品は一部のみ
全ての生命保険が自動振替貸付制度というわけではありません。
自動振替貸付制度の対象となるのは、解約返戻金がある貯蓄性のある保険です。
具体的には、終身保険や養老保険、個人年金保険などです。
保険料を抑えられる掛け捨て型の生命保険は、自動振替貸付制度の対象とはなりません。
自動振替貸付制度は「自動」ではなく申し込みが必要
「自動」という名前が付いているものの、自動的に振替をしてくれるわけではありません。
自動振替貸付制度の適用には別途申し込みが必要です。
自動振替貸付制度が付帯されている生命保険でも申し込みを行わないと失効となるケースがありますので、忘れずに申し込みを行いましょう。
なお、一部の保険は契約時のオプションで自動的に適用されるものもあります。
利息が発生する
自動振替貸付制度を利用している期間中は、保険会社が滞納分の保険料に対して利息を付与します。
保険会社が滞納分の保険料を一時的に利用者に貸していることと同じ意味ですので、滞納分に対して利息が付くのです。
保険会社が勝手に自動振替貸付制度を適用しないのは、この制度を利用すると契約者が利息を支払わなければならないからです。
自動振替貸付制度を利用しても保険が失効する場合も
自動振替貸付制度を利用すれば、必ず保険契約が残るわけではありません。
未払いの保険料が解約返戻金の額を超えていれば、解約返戻金で賄いきれない分を別途支払う必要があります。
超過分を未払いにしてしまっても、やはり保険契約は失効してしまうのです。
滞納しそうなときにするべき行動
生命保険の保険料は、滞納しないに越したことはありません。
ただし、どうしても保険料が支払えないため滞納しそうな場合には、以下のような対策をとることもできます。
保険の解約
最も有効な対策が滞納している保険を解約してしまうことです。
自動振替貸付制度があっても、滞納期間に応じて利息が増えていくため、いずれは解約返戻金を超えてしまいます。
病気や怪我、死亡の際に保険金を受け取ることが出来なくなりますが、少なくとも解約返戻金が手元に残ります。
補償内容の見直し
せっかく加入した生命保険、そう簡単に解約できない人は、同じ保険会社内で補償内容を見直すのがおすすめです。
受け取る保険金を減らしたくない人は、死亡保障だけを残すこともできます。
ただし、他の補償や特約がなくなってしまうほか、保険期間も短くなります。
補償範囲や保険期間を変えたくない人は、逆に、受け取る保険金を減額することで、保険料を減らすこともできます。
同じ保険会社内であれば、保険見直しの手続きがスムーズに進むでしょう。
保険自体の見直し
他社の生命保険で魅力的な商品があればそちらに乗り換えるのが良いです。
特に国民共済や県民共済などの共済系の保険は掛金が安いのでおすすめです。
ただし、現在の保険を解約した上で、改めて別の保険会社への申込手続きが必要ですし、新たな保険会社による審査があります。
手続きが面倒なのが難点ですね。。
お金を借りて保険料を支払う
生命保険を失効させないためにもお金を借りて保険料を払う方法もあります。
特に下記のような条件に当てはまる人は、お金を借りてでも生命保険を継続した方が良いでしょう。
- 保険の満期が近い場合
- 現在の健康状態が悪く、新たな保険に入れない場合
- 病気や事故などでもうすぐ保険料を受け取れそうな場合
- 低解約返戻金型終身保険や学資保険など一定期間内に解約すると損する場合
- ボーナスや臨時収入が入る見込みがある場合
親や友人など頼れる人がいれば、お願いしてお金を借りてみましょう。
身近に頼れる人がいない場合は、カードローンを使うのも一つの手です。
最近のカードローンは最短30分で審査が完了し、初回最大30日間無利息サービスがあるので保険料の支払いに困った人でも今すぐにお金が借りれてサービスが良いのが特徴です。
『保険料の支払いのために今すぐお金を借りたい!』という方に特におすすめなカードローンが、『アコム』と『プロミス』です。
アコムの特徴と申込み方法
アコムの特徴としては下記の3点です。
初めての方は最大30日間無利息サービス
最短30分で審査完了!夜間・土日休日、即日融資も可能
スマホのみで来店不要!自宅・外出先で手続きOK
アコムを初めて利用する方は30日間無利息サービスで無料でお金を借りることが出来ますし、スマホやパソコンからすぐに申し込むことが出来ます。
『すぐにお金を借りたい』という方に評判が良く、申し込みからお金の借入れまでスピーディに対応してくれます。
下記のリンクから簡単な手続きでアコムに申し込めますので是非試してみてください。
アコムの特徴と申し込み方法を下記のページで解説していますので参考にしてください。
プロミスの特徴と申込み方法
プロミスの特徴としては下記の3点です。
最大30日間無利息サービス(※)
最短1時間融資!即金OK
はじめての方に多く利用されており手続きが簡単
※メールアドレス登録とWEB明細利用の登録が必要
初めて利用する方であれば、30日間無利息でお金を借りることが出来るのが大きな魅力です。
テレビCMで宣伝している通り、初めてお金を借りるという方に多く使われているサービスですので、手続きが簡単でスマホからすぐに申し込めるのがポイントです。
保険料の支払いのために急ぎで借りたいという人も、ニーズをくみ取って柔軟に対応してくれます。
下記のリンクから簡単にプロミスに申し込めますので是非試してみてください。
女性の方には女性に優しいプロミスレディースがおすすめです。下記のリンクからプロミスレディースにお申込みください。
支払い期日が迫っていて、お金を今すぐ借りたい人はプロミスで急いで借りる方法について、下記の記事に手順をまとめています。是非参考にしてください。
滞納時に病気や死亡。どうなる?

滞納時に病気になった場合や死亡した場合は、滞納の状態により保険金が支払われるかどうかが決まります。
猶予期間中の場合
保険料を滞納していても猶予期間中である場合には保険金は払われます。
ただし、保険金受け取りの際に滞納分の保険料が差し引かれます。
保険が失効している場合
保険が失効している場合は、病気やけが、死亡などの状態になっても保険金は支払われません。
猶予期間が終わるとすぐに失効となりますので、病気や死期が迫っている場合は何としてでも保険を継続しましょう。
自動振替貸付制度を利用している場合
自動振替貸付制度を利用している場合は、病気や死亡などの状態になっても、問題なく保険金が支払われます。
ただし、保険金受け取りの際に自動振替貸付制度の利息と未払い分の保険料が差し引かれます。
保険が失効した場合は復活できる?

保険が失効してしまっても、諦めるのはまだ早いです。
失効した生命保険を復活させることができるのです。
実は保険が失効してから3年以内であれば、保険会社に保険の復活の申し出ることで契約を継続させることが出来るのです。
ただし、新規契約時と同様に、健康状態などの審査が行われます。
また、保険の復活の際には、失効中の保険料の支払いはもちろん、その間の利息を要求されることもあります。
ハードルは少し高いのですが、チャレンジしてみる価値はあるでしょう。
滞納した場合、ブラックリストに載る?

生命保険の保険料を滞納しても、クレジットカードやカードローンの延滞と同じようにブラックリストに載るのでは、と心配の方もいるかもしれません。
しかし、ご安心ください。保険料の滞納でブラックリストに載ることはありません。
ブラックリストとは、あくまでも借金に関する情報のことで、保険料の支払いとは関係ないからです。
ただし、保険料の支払をクレジットカード払いにして、カード料金の引き落としができない場合は、ブラックリストに載ってしまいます。
その場合、3か月程度の延滞でブラックリストに掲載され、延滞解消から5年程度は記録に残り続けます。
また、ブラックリストではありませんが、滞納状態が続いている場合、同じ保険会社の他の保険に申し込むことはできないのでご注意ください。
まとめ
生命保険料を滞納した場合、猶予期間は1カ月で、猶予期間を1日でも過ぎると失効となります。
保険料を滞納する前に生命保険の見直しや補償内容の見直しを行うのが良いでしょう。
ただし、満期が近い場合、病気がひどくなりそうな場合、死期が近い場合など、特別な事情がある場合は、お金を借りてでも生命保険を継続した方が良いでしょう。
その場合、スマホ1つですぐにお金が借りれて、初回30日間利息が付かないアコムやプロミスなどのカードローンの利用も検討してみましょう。