
会社に無事に就職出来てほっとするのもつかの間で、入社するとお金がかかるイベントが多くあります。
歓迎会や同期との飲み会、会社のイベント、スーツの新調、引越しなどせっかく給料やボーナスをもらってもお金はすぐになくなってしまいます。
奨学金の返済が始まりますし、入社1年間は貯金がなかなか出来ないのではないのでしょうか?
そこで役立つのがカードローンでのお金の借入れ。新入社員でカードローンを使っている人は意外と多いものです。今回は新入社員がお金を借りるときの借入れ可能額やお金を借りるときの注意点、申込み方法を説明します。
目次
新入社員でもお金を借りれる?

新入社員は会社から正社員として雇われている以上、少なくとも数年間は同じ会社に勤められることが保証されているのでお金を借りることは出来ます。
4月入社の人が初給料の前に借りるのも難しくはありません。定期的な収入が見込めるという点で金融機関からの信用は十分にあります。
ただし、勤続年数という点では信用が低いので借りられる額には制限が付きます。
新入社員はいくらまでなら借りられる?
新入社員がカードローンで借りれる限度額は20万円~30万円程度です。
勤務先の会社が誰もが知っている大企業であったり、公務員であったりする場合にはさらに上積みできる可能性がありますが、中小企業だと多くて30万円が限度でしょう。
50万円以上は収入証明書の提出が求められる
一般的に50万円以上借りる場合には収入証明書の提示が求められます。(銀行カードローンでは100万円以上としているところもあります)
収入証明書としては、一般的には源泉徴収票(年末か年明けに貰える1年間の給与額や税額などを書いた紙)や給与明細書2か月分&1年分の賞与明細書が該当します。
新入社員の場合、源泉徴収票はまだ持っていない方が多いでしょうし、1年分の賞与明細書がない人がほとんどでしょう。
新入社員が50万円以上借りるのは現実的ではありません。
過去にスマホ代金を滞納した場合はNG
新しいスマホを購入するときに端末本体の代金が高いため分割払いにしている人は多いのですが、このときに月々の支払料金を滞納したことがありませんか?
実は端末本体の代金を分割払いにしているときに滞納してしまうと、あなたの信用情報に傷がついてしまうのです。
俗にいう『ブラックリスト』と呼ばれるもので、この状態になってしまうと完済してから5年間はお金を借りることが出来ないのです。
1週間程度の滞納ならまだ許されますが、支払を翌月まで繰り越してしまったら審査が不利になり、2カ月以上滞納すると審査に間違えなく通りません。
特に、2カ月以上滞納した場合はカードローンは勿論、マイカーローンや住宅ローンなど他のローンも借りることが出来ません。
たかが携帯電話の支払いだからと言っておざなりにしていると、後々に悪い影響を及ぼすこととなりますので注意して下さい。
クレジットカードの滞納はNG
学生の頃に海外旅行やショッピングなどでクレジットカードを作った人は多いですよね。
クレジットカードの支払いを滞納した人はいませんか?スマホ代金の滞納と同じく、クレジットカードの滞納も信用情報に傷がついてしまいます。
クレジットカードの支払いを滞納した場合も完済してから5年間はお金を借りることが出来ません。
クレジットカードの支払いを滞納したことがある人はお金を借りることが出来ませんので諦めて節約しましょう。
新入社員がお金を借りるときの注意点

カードローンに申し込むときに注意しなければいけない点として注意が必要なのが在籍確認です。
在籍確認とは、申し込んだ内容通りに会社に勤めているか確認するために、職場に電話をかける金融機関の審査のことです。
在籍確認では、金融機関側は職場にばれないように個人名で電話をかけてくれます。
例えば、下記のように職場の同僚が席を外している旨や不在である旨を回答してくれればOKです。
金融機関『私田中と申しますが、××課の○○さんいらっしゃいますか?』
同僚『○○はただいま外出中のため、席を外しております。』
一方で、同僚が『そんな人はいません』『知りません』などと素っ気ない返しをされた場合は会社に勤めていないと判断されて、審査に落ちます。
新入社員で在籍確認をうまく通すためには下記の2点で注意する必要があります。
- 職場に自分の名前が知られていないことが多い
- 新入社員宛に電話がかかってくることが少ない
在籍確認で審査落ちすることがないように自分がいる時間に電話をかけてもらうと良いでしょう。
在籍確認の前には金融機関から申込み内容確認のための電話がかかってくるため、このときに時間を調整するのがベストです。
なお、こちらの記事で在籍確認の詳細や具体例について解説していますので合わせてご覧ください。
新入社員におすすめのカードローン
ここで、新入社員におすすめのカードローンを2つ紹介します。
これらは両方とも消費者金融のカードローンです。銀行カードローンは勤続年数の短さから審査に通りにくいため、新入社員にはすぐに借りれる消費者金融をおすすめします。
SMBCモビットならば職場への電話連絡なし
在籍確認で「職場に電話して欲しくない」とお考えの方におすすめなのがSMBCモビットです。
SMBCモビットのWEB完結申込ならば、給与明細などの収入証明書と健康保険証の提示のみで、職場への電話連絡なしに審査を終えることが出来ます。
職場に電話がかかってくることがなく、スマホやパソコンだけで申込みから借入れまで手続きが完了します。
職場にばれたくない人はもちろん、忙しい人や外出したく人にもピッタリです。
ただし、SMBCモビットのWEB完結申込は三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座を持つ方限定となりますので、申込み前に自分が口座を持っているか確認して下さい。
プロミスならば30日間利息無料
プロミスならば初回借入れ日から30日間利息無料(※メールアドレス登録とWEB明細利用の登録が必要)です。次の給料までの繋ぎとして、一時的にお金を借りるのにはピッタリのカードローンです。
はじめての方に多く利用されているカードローンで不明点があれば電話で親切に答えてくれますよ。
融資までのスピードが速く、すぐに借りたい!今日中に借りたい!という人もニーズに合わせて借入れが出来ますので安心です。
申込み時の注意点
初めてカードローンに申し込むという方のために、新入社員がカードローンに申込むときに特に注意が入力欄を紹介します。
年収

新入社員だとまだ給料を数カ月しかもらっていないという方がほとんどなので、年収が分からないという方も多いのではないでしょうか?
この場合、月収×12カ月を入力しましょう。月収は手取りではなく、支給額総額と記載がある金額(税金や保険料を引く前の元の金額)です。
本来は他にもボーナス(賞与)がありますが、ボーナスは自分の評価や会社の業績により金額が変わるので月収のみで計算しましょう。
また、収入証明書の提示が求められた場合にも毎月の給与明細のみで年収が証明できるので分かりやすいです。
健康保険証

カードローンに申し込むときには、健康保険証の種類を入力する必要があります。
健康保険証は通常、会社や自治体(市区町村)から支給されるものです。
配布される健康保険証の種類は、会社の規模により健康保険証が異なりますので、下記を参考に手元の健康保険証を確認しながら入力して下さい。
- 社会保険:自前で健康保険組合を持たない企業に勤めている会社員(全国健康保険協会(協会けんぽ)が発行)
- 組合保険:健康保険組合を持つ企業に勤めている会社員(主に大企業)
- 共済保険:公務員
- 船員保険:船舶乗員
- 国民健康保険:自営業、個人事業主、パート、アルバイト
普通の会社員であれば、会社が発行している社会保険・組合保険のどちらかが該当しますので、手元にある健康保険証を見ながら入力してください。
公務員であれば、共済保険を選択しましょう。
新入社員カードローン体験談
新入社員がカードローンを利用してお金を借入れた体験談を紹介します。
カードローンを利用しようか迷っている方は是非参考にしてください。
【体験談】会社に入社してすぐにプロミスからお金を借りました
会社に入ってからというもの、職場や取引先との飲み会や同じ入社年度の同期との飲み会・旅行などが連続して、しかもスーツやシャツ、シューズを複数購入したため、ゴールデンウィークを過ぎるころに手持ちのお金が尽きかけていました。
次の給料日までも取引先や同僚との飲み会が続きそうであったため、CMで有名なプロミスを使ってみようと思い立ちました。借入れ金額は20万円で、次の給料で返せれば、30日間利息無料サービスで利息がつかないのでちょうどよいと思いました。
会社の昼休みの間にスマホで簡単に申し込めましたし、新入社員が率先して電話を取る職場であったため、在籍確認も自分が出てあっけなく終わりました。その日の昼過ぎには口座に振り込んでもらったので次の給料日までは安心して過ごすことが出来ました。
まとめ
会社に入ってすぐは何かと物入りでお金が足りなくなることがしばしばあります。
カードローンをうまく利用すればストレスのない社会人生活を送ることが出来ますが、給料が入ってくるからと言って安易にお金を借りると生活が成り立たなくなる可能性があります。
くれぐれもお金の使い過ぎに注意しつつ、楽しい社会人生活を送るようにしてください。